衆議院議員 神田けんじ

地域政策 - Regional policy

名古屋が更に発展するための課題認識

名古屋の都市風景 その乗り換えの不便さや複雑さから「名駅」ではなく「迷駅」の異名をとる名古屋駅、中央リニア開通を機にこれを解消して汚名返上することが目指さされています。 しかし、現在の計画に基づき進められている事業では、既存のインフラ(鉄道)の位置を変えずに、既存のインフラを既存の位置でどう繋げるかに終始しているため、公共交通の利便性は大幅に向上することは期待できません。これでは「スーパーターミナル」など夢のまた夢。各事業者間の調整や連携が必ずしも円滑に進んでいないことも背景としてあるようですが、市や県、それに国が調整に乗り出すべきであり、そうしなければ、現在の各事業者が独立独歩の状態に新たにリニアが加わるだけになってしまいかねません。 名古屋駅近辺、特に駅の東側部分最適かつ、各商業ビル(事業者)部分最適になってしまっており、再開発の効果が十二分に発揮できていないのが実情です。 また、開発が名古屋駅周辺に偏りがちになており、特に、駅西側は笹島地区付近で再開発の波が止まってしまており、波及効果が見えにくい状況です。 名古屋駅の東と西で大きな差が生じてしまっており、西側地区の開発の遅れは看過できない状況であるといっても言い過ぎではないと思われます。
笹島地区を船だまりとして名古屋港に通じて中川運河は、水質の悪化やその利活用が課題とされ、これまで名古屋市をはじめ、地域企業やNPO等により様々な検討が行われてきましたが、まだまだ試行錯誤の段階です。 例えば、笹島地区に最も近いところでは、倉庫の建屋はあるものの使用されておらず、草木が生い茂っている状態です。
なお、中川運河は見た目は川のようですが、河川ではなく運河法に基づき港湾の施設として位置づけられています。したがって、河川法の縛りがないので河川の場合と比べて利活用はしやすくなります。
エアポートウォーク名古屋 豊山町内を中心に精力的に航空宇宙産業の集積が進められていますが、現段階で新たに集積しているのは中型航空機関連事業所が中心です。加えて、航空宇宙産業の集積といっても、広範な地域に分散して航空機の部品が生産され、豊山町で組み立てられるという流れになっているのが実態です。したがって、工場等の設備の整備は進められているものの、現状を前提にすれば今後の大幅な拡大は見込めないものと考えられます。
加えて、度重なる機体の引渡し延期や、販路の確立の不安定さがまだまだ残っており、地域経済の持続可能な発展に寄与する産業分野とまではなっていないのが現状です。
さらに、中規模の工場等の新たな立地が進んでいる一方で、まちとしてのインフラ整備やその維持管理が円滑に進んでいるとは言いがたい状況であり、まちづくりという観点からも課題は多いと考えられます。 豊山町内には名古屋中央卸売市場北部市場が立地しており、これを貴重な町の財産と考えて上手に活用してくことも検討すべきでしょう。 道路等の日常生活に欠かせないインフラの維持管理が過不足なく進められるよう、政府と連携しつつ、適切な対処が必要です。
清洲城 複数の町村合併の末に誕生した清須市、「清須」という名前は全国に知られても、一体性に欠けるというのが実態のようです。これは清須市民としてのアイデンティティが弱いこととも関連していると考えられます。 清須市内には観光をはじめとして様々な地域資源が点在していますが、これをまだまだ上手に活かすということができていないように見受けられます。

神田憲次の政策の5本柱

  1. 中央リニア開業を契機とした名古屋駅の利便性や価値の向上を目指します。
  2. 中川運河の利活用等、名古屋駅周辺の再開発の効果を中村・中川両区に更に波及させます。
  3. 市民の生命・財産を守る、災害に強いまちづくりを推進します。
  4. 航空宇宙産業を核としつつ、持続可能な地域経済の構築・強化に取り組みます。
  5. 市民が誇りを持てる歴史と水辺を生かした清須のまちづくりを推進します。

中央リニア開業を契機とした名古屋駅の利便性や価値の向上を目指します。

リニアモーターカー
  • 都市鉄道等利便増進法等の関連する国の制度の活用を念頭に、JR、近鉄、名鉄、そしてリニアとの乗換えをはじめとした、大都市の玄関口にふさわしい名古屋駅の利便性の向上に取り組みます。
  • 併せて、名古屋駅のバスターミナルをできる限り集約し、バス間及び鉄道との乗換えの利便性の向上に取り組みます。

中川運河の利活用等、名古屋駅周辺の再開発の効果を中村・中川両区に更に波及させます。

中川運河
  • 名古屋駅東側の再開発と連続性を持った西側の再開発を、国の関連事業も活用しつつ後押しします。
  • 地域特性を生かしながら、しなやかで連続性のあるまちづくりを目指します。
  • 中川運河の再生に向けて、更なる水質浄化を支援するとともに、水辺を生かしたまちづくりの実現に向けて、笹島地区の船だまり、大須通りを越えて猿子橋付近までの運河の周辺地域に、国の事業を活用して、実験的にカフェやレストラン、クリエイターのシェアオフィスやシェアハウス等の整備を促進します。
  • 名古屋駅周辺や笹島地区周辺の回遊性の向上のため、人に優しい交通環境の整備を国と連携して進めます。
  • 鉄道ヤードによるまちの分断の解消に向け、人口地盤の設置等により笹島地区を中心に移動の利便性の向上を図ります。
  • 中川区内に整備が予定されて、民主党政権下で中止された都市高速道路について、PFIを活用した整備促進に取り組みます。

市民の生命・財産を守る、災害に強いまちづくりを推進します。

庄内川
  • 庄内川で想定される高潮や東海地震等による津波から市民の皆さんの生命・財産を守るため、国土交通省をはじめとする関係機関と連携し、庄内川河川整備計画の着実な実施を図ります。
  • 庄内川特定構造物改築事業(新幹線橋梁等の嵩上げ事業)及び関連する事業の着実な実施を後押しします。

航空宇宙産業を核としつつ、持続可能な地域経済の構築・強化に取り組みます。

空港
  • 企業立地、工場立地への支援から販路の確保への支援に取り組みます。単に国際見本市への出展を支援するのみならず、国対国での大量受注・販売に向けて取り組みます。
  • 航空宇宙産業集積地にふさわしいまちづくりを支援します。道路の高規格化だけではなく、中心産業に加えて周辺産業や関連産業も立地・集積しやすくする等都市計画の改善を支援します。
  • 自家用車に頼らず移動が可能となるよう、中量の公共交通の導入の検討・整備を支援します。
  • 名古屋市中央卸売市場北部市場を身近な地域のコンテンツとして位置づけ、場外市場や飲食スペースの新設等、食品産業クラスターとしての発展を後押しします。

市民が誇りを持てる歴史と水辺を生かした清須のまちづくりを推進します。

清州城
  • 清須市を貫く美濃路街道を「清須人」のアイデンティティ軸とし、観光地域づくりに関する国の支援制度等も上手に活用しながら、必要なインフラの整備やイヴェン等の開催、関係団体の活動を後押しします。
  • 問屋記念館等の施設を上手に活用し、市場町の今日的再現を支援します。

名古屋の更なる発展